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ケアマネジャーとボランティア

高齢になるにしたがって、情報収集能力や理解力は下がってきますから、高齢者の周囲にいる人、例えば息子や娘が制度の勉強をしたり、地域の介護サービスの現状を調べたりした上で、要所要所で関わっていくことがまず必要だ。そこで重要なのがケアマネジャーのボランティアである。どこの家庭でも、老親の介護については逃げ腰だと思いるが、同じ逃げ腰になるなら、せめて正しいケアプランができているのか、その場に立ち会うような側面支援をするだけでも、状況は変わると思うのだが。これは80歳前後の今は健康な両親をもつ、僕自身の肝にも銘じておくことにしよう。


もちろんヘルパーや介護福祉師さんの様にはいかないかもしれないが。ボランティア看護師あがりのケアマネと仕事をしたことがあるが、上からものを言ってくるというか、さまざまな事業所のケアマネさんと接するので、ケアマネジャーの言うことが、よく分かるような気がする。同じナースとして、恥ずかしいな、とおもうこともある。


わたしは脳神経外科領域とリハビリ部門を専門に学び、在宅介護・在宅看護についてもかなり学びたし、嚥下障害・認知症・麻痺のある患者さまの療養生活を在宅に結びつけるまでを、訪問看護のかたと、タイアップしてがんばってきた世代だ。当時は、介護保険なんてないから。どうしたら、在宅で、家族が無理なく過ごせるか、知恵をひねり出して、MSWの方や、ボランティアの方を探し出してもらって、がんばったものだ。


これからの在宅介護は、寿命が延び、それも、健康で長生き、というよりもなんらかの体との折り合いをつけながら、過ごしていかないといけなくなるため、医療の専門知識も要るとおもっている。だが、ボランティアが、利用者さんの生活の質を決定する一番の優先順位になってはいけない。利用者さんが本当にどうやって生きていきたいと思っているのか。ご家族がどのように、寄り添って生きていきたいのか。

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この記事のカテゴリーは「ケアマネジャーコラム」です。2007年06月04日に更新しました。

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